「1979年 三浦海岸海水浴場にて監視活動が始まる。」
三浦海岸における監視活動は、1979年に始まったといわれています。当時は資器材等も整備されておらず、溺者をトタンで搬送したこともあるという話も先輩から聞いたことがあります。
また、監視員と地元組合との間には警備会社が仲介に入っており、監視活動は夏の間だけの短期アルバイトという感が強かったといえます。のちに警備会社の名にちなんで「湘南シーサイドクラブ」と称しOBを中心としたクラブづくりが始まりました。
「1989年 三浦海岸サーフライフセイビングクラブが発足。」
単に監視活動に捕らわれずにより広く活発な活動をやっていきたい、そのためにも地元組合と密接な関係づくりをしたいという監視員の声から、仲介の警備会社に撤退してもらうことで直接組合から監視業務を委託されるようになりました。これを機に名称も「三浦海岸サーフライフセイビングクラブ」と変更し、当クラブが発足したのです。
翌年夏、三浦海岸にレスキューボードが導入されました。
「1994年 三浦海岸サーフライフセイビングクラブを組織化。」
三浦海岸における監視活動が開始されて15年目を契機に、正式に三浦海岸サーフライフセイビングクラブの組織化を図りました。これまでに三浦海岸での監視活動に携わったOBを含め180名に声を掛け、1993年12月11日の設立総会を経て趣旨に賛同した92名(社会人61名、学生31名)でクラブ運営をスタートさせました。これにより社会人による支援体制も充実し、会員同士の連携も強化されることになりました。
1997年 日本ライフセービング協会(JLA)加入、公認クラブ登録。
1998年 パトロール活動にマリンジェットを導入。
1999年 公式ホームページを開設。
社会人ライフセイバーの活動参加を開始。
2003年 ジュニアプログラム、ビーチクリーン活動を開始。
三浦国際市民マラソンへのボランティア参加を開始。
「KANAGAWA OPEN SURF & MASTERS LIFESAVING CHALLENGE 2003」を
三浦海岸で開催。
2004年 クラブ組織化10周年記念パーティー開催。公式ロゴマークを採用。
JLAベーシック・サーフ・ライフセーバー講習会を三浦海岸で開催開始。
2005年 (財)かながわ海岸美化財団に登録。
2007年 三浦海岸救護本部OB会を発足。
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