北田尚輝 全日本選手権男子ビーチフラッグス優勝記念インタビュー(1)−4
――先ほど(2ページ目)の集合写真でも思ったのですが、三浦のメンバーも社交的になったなあ。 「自分のイメージですが、三浦のメンバーはあまり外の浜との関わりがないように思えました。それを本当に変えたくて、自分が監視長になった去年から、姉妹浜である海の公園さんとの合同練習を行ったり、練習を江ノ島で行うなど外の空気に触れる機会を作ってきたつもりです。 競技は練習で他浜の方と交流できるとてもいい機会だと思います」 ――私が現役の時('96〜99年)も色々努力もしたのですが、あまり上手く行きませんでした。最近は外交的になって来たかなと感じています。 「そうなのですか。自分がこのように、様々な新しいことをさせていただけているのは社会人の方々の大きな心があるからだと思います。時代は変わっていきますからね!」 ――時期は前後しますが4月を終えて6月の種目別選手権に向かうわけですね。 「種目別選手権では上位を狙っていましたが、(先述の通り)大会中のコンディショニングをうまくできなかったために肉離れを起こしてしまいました。それからはさらに身体のコンディショニングには気を使うようになりました。今年の夏は監視で練習時間はほとんどありませんでしたが、まずは体調を崩さないように意識をして、夏後の練習に備えました。夏が終わってからとりあえず走ったりして少ない時間の中でどのように調整ができるかということを考えていて、今年のインカレでは調子があまり上がらなかったものの、なんとか3位になることができました」 ――種目別での怪我を経てコンディションに気を遣うようになったとおっしゃってましたが、具体的には?それは夏のパトロール中も気を付けていたものなのでしょうか? 「はい、夏前から全日本までとても気をつけていました。風邪を引くだけで、他のガードメンバーに迷惑をかけていますし、トレーニングにも影響が出てしまいますので。種目別の足の怪我に関してはストレッチを入念にやったり、栄養を意識したり、とにかく早く治すことを最優先で過ごしていました」 北田尚輝優勝記念インタビュー(2)へつづく |